固定カメラで画の動きがなくて、睡眠不足もあり半分ほど寝てた。夫人がユダヤ人からの押収物をラッキーとか思って使用しているのはありそうだなと思った。 監督的にはナチスの人も同じ人間で、だからこそシステムに組み込まれることで残虐なことも犯しかねない可能性をみんなはらんでいて、それを防ぐには常に何事にも意識的であることが大事であるみたいな視点を見せたいようなのは伝わるのだけど(所長が、妻の期待に応え、出世しようとしたり、ちゃんと子供がいたりとか)、賞味イマイチだったな。なんでだろ。そこを描きたいのなら、どう我を失ってシステムに組み込まれていくのかという過程を撮ったほういいのかな